南向き以外も魅力! 方角選びのヒント♪
2023年06月29日
部屋探しで多くの人が希望条件に挙げるのが「南向き」。
南向きの部屋には、明るくて快適なイメージがあるものです。
でも、考え方によっては、他の方角の部屋だって負けてはいません。
生活スタイルから方角選びをすれば、南向き以外の部屋が暮らしやすいこともあります。
そこで、各方角の部屋のメリットを理解しつつ、
自分にとってのベストな方角の部屋を見つけるヒントを紹介していきます。
【午前中の活動に最適な「東向き」】
「東向き」の良さは、朝の日差しを享受できることです。
明るくあたたかな朝日は、やる気をもたらしてくれる一日の活力源とも言えるでしょう。
日光を浴びることで、体内時計に刺激を与え、朝日とともに爽やかな目覚めも期待できます。
日差しは午前中続くので、朝から活動的に過ごしたいという生活スタイルの人には向いているでしょう。
昼からは若干の暗さを感じるかもしれませんが、日中は外で働いている人には特に問題にはならなそうです。
【午後から夕方にメリットが多い「西向き」も○】
「西向き」は、東向きとは逆のパターンです。午後から夕方に向けて日当たりが良くなります。
朝日の影響は受けないので、「朝はゆっくり寝ていたい」という人にはぴったりかもしれません。
午後からの西日は、しばらく続くので、洗濯物も乾きやすいでしょう。
「午後から活動開始」で家事をこなしても、十分間に合います。
夕方まで室内が明るければ、照明をつける時間が遅くなるので、
長い目で見れば電気代の節約効果もあるでしょう。
また、冬の午後には暖房がいらないくらい暖かなことがあるものの、
夏にはそれがデメリットとなるかもしれません。
【日中出かける人は「北向き」も視野に】
南向きの人気ぶりとは対象的に、物件選びでは敬遠されることが多いのが「北向き」です。
確かに、日中家にいることが多く、
「日当たりの良さ」を求める人にはメリットが感じられないかもしれません。
しかし、日中は仕事で家にいない生活スタイルなら北向きもおすすめです。
休日を過ごすときも、朝日に邪魔されずゆっくり寝て過ごすこともできます。
また、夏には強い日差しの影響を受けないので、エアコンも効きやすいでしょう。
また、「北向き」は冬場が寒いかというと、必ずしもそうとは言えません。
特にマンションは、そもそもの構造として密閉性・断熱性が高いので、
北向きが目立って寒い、とは言い切れません。
ただ、結露の心配はあるでしょう。
でもこれも、換気に気をつけるなどの暮らし方でかなりの部分は対処できると考えられます。