部屋がにおう原因は?

2023年06月18日

【部屋がにおう原因】

 

生魚やキムチなどの食材、焼肉やカレー、焼き魚などの調理臭が充満し、部屋ににおいが残る原因となります。

買ったことを忘れてしまい、放置していた食糧が腐ってにおう場合もあります。

 

風呂やキッチンなどの水回りには下水管につながる排水溝があり、

排水口の回りから腐敗臭や下水のような臭いがすることがあります。

 

キッチンでは、付着した食べカスなどが腐敗臭の原因に。

 

お風呂の場合、排水口に髪の毛が絡まり、絡まった髪の毛に汚れがこびりついて、

においや詰まりの原因になります。

 

排水口からのにおいは、封水不足が原因となるケースも考えられます。

 

封水とはトイレや洗面台と排水管との接続部にためている水のことで、

水をためることで排水管からの臭いや虫の侵入を防いでいます。

 

排水管に汚れや詰まりがあったり、何らかの原因で封水が不足することでにおいが強まります。

 

 

洗濯物のにおいの原因は、部屋干しした洗濯物の生乾き臭、

洗わずに溜め込んだ洗濯物の皮脂や汗、体臭などです。

 

紙やプラスチックゴミそのものはにおいませんが、生ごみを捨てると腐敗が原因のにおい、

菌やカビ増殖によってにおいが発生します。

また、ペットの糞などをゴミ箱に捨てると、ゴミ箱がにおう原因になります。

 

カーテンやソファなどの布製品は、においを吸着して蓄積します。

調理過程で発生するにおい、ごみ・ヤニ・カビなどの生活臭、

汗、脂、体臭などさまざまなにおいが混じり合って、気になる部屋のにおいの原因となります。

 

カビは、繁殖するときに老廃物を出し、その老廃物がにおいの原因となります。

高温多湿な場所で繁殖するカビは、湿気があり、換気のされていない場所に発生しやすい傾向があります。

見逃しがちなのはエアコンの中。

オフシーズンに手入れを怠っていたエアコンを稼働すると、

カビくさいにおいが部屋中に吹き出すことがあります。

 

タバコのにおいの主な原因物質は、アンモニアや酢酸、「3-エテニルピリジン」といわれています。

3-エテニルピリジンはほこりなどの小さな粒子にくっつき、それを鼻で吸い込むことでタバコ臭を感じます。

その他に、タバコには400種類以上のにおいの元となる成分が含まれているといわれています。

 

ペットの種類にもよりますが、体臭や糞尿がにおいの原因になります。

とくに尿の成分は、空気に触れることで強いアンモニア臭を放つ物質へと変化し、

床や壁など部屋中に染み付きます。