間取り図を見て新生活をイメージしよう

2023年06月17日

物件の概要を説明する部分には、「1K」や「2DK」など間取りを表す表記があります。

【K、DK、LDKの違い】
「K」とは「キッチン」のことで、「D」はダイニング、「L」はリビングを意味しています。

 

「DK」とは「ダイニング・キッチン」であり、

 

「LDK」は「リビング・ダイニング・キッチン」のことを指しています。

 


【1Kなど数字と英字の意味】
では、「3DK」などの数字と英字の組み合わせは何を表しているかというと、

「3つの個室」+「ダイニング・キッチン」があるという意味になります。

 

「3つの個室」とは、例えば、洋室が2部屋・和室が1部屋などです。

 

「1K」は、「1つの個室」と「キッチン」があるという意味です。



【DK、LDKの区別について】


キッチンからつながる部屋となる「DK」・「LDK」の区別は、広さによります。

 

「不動産の表示に関する公正競争規約」(以下同規約)では、

1部屋タイプは、キッチンスペースを含めて4.5帖以上は「DK」、8帖以上なら「LDK」とし、

2部屋以上のタイプなら、6帖以上は「DK」、10帖以上なら「LDK」としています。



「帖(畳)」とは畳(たたみ)のことで、畳の枚数により部屋の広さを表しています。

同規約では、畳1帖あたり「1.62平方メートル以上」と定めています。

ちなみに、「坪」という単位がありますが、一般的に1坪は約3.3平方メートルとされています。

 

従って、大体の目安として「1坪は2帖程度」とイメージできるでしょう。

 

間取り図を見ながら、具体的に普段の生活を頭の中で再現します。

 

玄関から中に入り、靴を脱ぐ、収納する、荷物を部屋に置いて着替える、

家事をするなど一つ一つ動線を確認します。

 

もしドアの表記があれば、ドアを開ける動作もイメージしてみましょう。

 

どちら開きなのか、家具を置いたらドアが当たらないかなどをイメージすることができます。