住み心地を左右する住まいの設備・仕様

2023年06月16日

設備でまず気になるのが、キッチンでしょう。

 

特に作業台の広さは重要です。幅、奥行きは使い勝手に大きく影響します。

 

一人暮らしで料理をあまりしないなら、ミニキッチンでも不便を感じないかもしれませんが、

家族数が多い、または、料理を頻繁にするならできるだけ広いキッチンが理想的です。

また、作業台下のキャビネットは開き扉型、引き出し型がありますが、

自分が使いやすいのはどちらか考えておきましょう。

 

キッチンが狭いと収納しきれず、ゴチャゴチャと乱雑な感じになり、作業効率が落ちます。

また、使いたい冷蔵庫の大きさが入るかどうかの確認も重要です。

 

 

作業台が広くてもシンクが小さいと、鍋を洗うにもまな板を使うにも、効率的にできず不便を感じてしまいます。家族数が多ければ食器などの洗い物も多くなるため、洗い物置き場も含めて、

シンクの大きさはチェックしておきましょう。

 

 

加熱機器がビルトインになっているシステムキッチンも多くなっています。

 

上部はガスコンロかIHヒーター、下部にグリルやオーブンが付いているものもよく見かけます。

 

掃除を苦にしない人は問題ありませんが、そうでない人は、

できるだけ手入れの楽な機器にした方が無難かもしれません。

例えば、IHヒーターは吹きこぼしてもサッと拭くだけで、ガスコンロよりも手入れは簡単です。

 

 

ユニットバスは、追い焚き機能付きだと沸かし直しができて便利です。

 

特に、冬場はお湯が冷めやすいため、家族の入浴時間帯が違うときには必要です。

冷める度にお湯を入れ替えなくて済むので、水の節約になります。

 

また床や壁は、水切りのよい材質だと乾燥が早く、カビの発生の心配が少なくなります。

 

窓のない浴室には換気機能は必須です。

 

トイレは、暖房機能付きの温水洗浄便座があると便利です。

 

寒い冬でもヒヤッとすることなく、快適に使うことができます。

 

また、トイレ内に収納があると、トイレットペーパーの予備や清掃用品の置き場としてとても便利です。

 

洗面台の広さや、洗濯機置き場が確保されているかを、しっかりとチェックしましょう。

 

洗面台は収納部分が小さすぎると、家族が多い場合は物が収まりきらず不便です。

 

鏡の大きさは、特に女性には重要なポイントでしょう。

 

材質によって掃除のしやすさや使用時の注意点が異なるので、それも確認するといいと思います。

 

洗濯機置き場は、手持ちの洗濯機、あるいは買おうとしている物が入るかどうかチェックします。

 

また、水栓はシャワータイプが機能的です。